演奏スキルを磨くお金と、演奏で得るお金

このblogを読んでいらっしゃる音楽家の方の中で

今まで自分が演奏スキルを磨くために使った「お金」が

いくらなのかを考えた方は

どれぐらいいるでしょうか。

音大受験のためのレッスン代

音楽大学や専門学校での学費

プライベートレッスン代

留学費用

それだけではなく

ドレス代や楽器代などなど、、、


もちろん演奏スキルを磨くための「自己投資」は、これからも続きます。




では、演奏で得た金額はどれぐらいでしょうか。

1ステージ1万円で年間100ステージだったら

1年間で100万円。

1ステージ20万円で年間10ステージだったら

1年間で200万円。




演奏を仕事にしていく上で大切なことは

自分が理想とする「演奏」を

どうやって「経済価値」に変換をするか

ということです。



今の日本や世界は「貨幣」で経済が成り立っていますので

この「経済価値」というのは「貨幣=お金」で表します。

もちろん演奏から得られる「価値」というのは

「経済価値」だけではありませんが、

「仕事」として考えた時

この経済価値(お金)を無視することはできません。




「演奏」を「仕事」にしていく場合は

しっかりと「お金」とも向き合っていくことが大切なんですね。


でも、残念なことに

実際にこうやってしっかりと向き合って考えている人が

結構少ないのです。

実技を教える大学などの教育機関では

なかなかこういったことを教えるところも無いというのも現実ですが、

しっかりと向き合わないから

「演奏」を「仕事にする」ことが苦手な人が多いとも言えるのです。



あなたの「演奏」と「お金」の関係をぜひ見直してみてくださいね。


そうすると、「演奏」を「仕事」にするために必要なことが少しずつ見えてきますよ。




音楽家のためのキャリアビジョンノート

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