できることから組立てるのではなく、自分の未来から考える癖をつける
音楽家の皆さんに多いのが
「今できること」を起点に企画を立てたり
本番のスケジューリングをしてしまうことです。
実はそれだと目先のことばかりで
演奏活動にもムラができてしまうし
聴きにきてくださるお客様も増えない。
当たり前のことなのです。
大切なのは
自分のちょっと近い将来。
10年先、5年先。
どんな音楽家でいたいのか
どんな演奏をしていたいのか。
誰と共演していたいのか。
どこで演奏していたいのか。
それをしっかり想い描くこと。
そしてその為には何をしていかなくてはいけないのかをじっくり考えること。
そしてそれに向かってやるべきことをやっていく。
私の個人コンサルテーションでは、そこをしっかりと向き合う時間が実は多いのです。
一人たりとも同じ未来はありませんし、
じっくり向き合うほど結果も早い。
"こうやって自分の将来と向き合ったことは今までなかった。"
"もっと早くに知りたかった"
クライアントの皆さんがそうおっしゃって下さいます。
なぜ自分の未来と向き合う時間を大切にしているかというと、
私がこれまで一緒に仕事をしてきた日本や世界で活躍している音楽家ほどこれをやっているからです。
演奏を教えてくれる先生以外にこういうことを相談できる人を持っているのも
活躍している人の多くに共通する点でもあります。
1人で悶々と悩んだり、
飲み仲間と愚痴をこぼし合うのではなく、
ちゃんとした経験があり多くを知っている人を相談役として関係を築いているんですね。
人生は一度きり。
音楽家としての人生も一度きり。
手当たり次第に練習したり演奏依頼を引け受けるのではなく
自分の未来としっかり向き合って
明日からの演奏活動を充実させていってくださいね。
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