演奏は上手くなることが目的ではなく、上手くなった演奏を活かすことが大切

新年度にもなり

いろいろなコンクールやオーディションを受けられる方は

申込書や審査に必要な演奏録音の準備を進められていると思います。


私のコンサルテーションやセミナーには

実はかなりの経歴を持たれている方も多くいらっしゃいます



ところが、

せっかく名門のコンクールなどで優秀な成績を修められても

そのあと演奏の仕事が多く入っているかというと

そうではない方が多いのですね



これはなぜだと思いますか







コンクールという目的に向かって

練習を積み重ねることで

演奏が上達したのですが

このコンクールが最終目的地になってしまっているからなのですね



「コンクールで良い成績を残せれば、演奏の仕事が増えるだろう」

となんとなく思ってみて

本選も通過し、ファイナルで見事最優秀賞!



・・・でも、仕事の数は増えない・・・



なぜ、そのコンクールを受けるのか

コンクールを受けたあと何をしたいのか


自分の中でしっかりとしたビジョンがありますか



演奏は上達することはもちろん大切なことですが

上達して自己満足したり先生に褒められることが

目的ではないハズです。



上達した演奏を、どう仕事に結びつけていかなくてはいけないのかを

考え、計画していくことがとても大切なのです。



あなたは、自分の演奏をどうやって人のために役立てていきたいですか?

少し時間をつくってじっくりと考えてみてくださいね。



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音楽家のためのキャリアビジョンノート

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