演奏企画を持ち込む時のポイント

コンサルテーションを受けている音楽家さんは

さまざまな演奏の仕事をされています。


出演依頼を受けて公演に出演される方や

自分でリサイタルを開かれる方、

また自分でホールや演奏を開催している興行主に演奏企画を持ち込まれる方などなど。



演奏を仕事にするということは

いろいろなパターンがありますので

ご自身の得意な方法で仕事の数を増やされることをおススメしています。




今日はその中で、

自分で演奏企画を持ち込むときのポイントをお話ししようと思います。




音楽家個人で演奏企画を持ち込まれるとき

多くの音楽家の方が「自分が演奏できるもの、演奏したいもの」を起点に

企画書を作られたり、担当者と話しを進められることがほとんどです。



実はこれは、演奏企画を受け入れてもらうには

ちょっと工夫が足りないんですね。


そのちょっとの工夫は、、、、



相手のことを知る



ということなんです。


どういうことかというと、

  • 企画を持って行く先のホールで人気のある演奏曲
  • お客様のアンケート結果がどうであったか
  • 入場料の今までのケースなど

相手の方が「お客様がどんな演奏が好んでいるのか」を知っている場合が多いからです。



そこから、

"自分が演奏で得意なものを掛け合わせる"という作業をしていくと

最終的に、お客様も企画持ち込み先も自分も満足できる

演奏会を企画することができる

というわけなんです。



演奏企画を持ち込むときは

自分ができることから、ではなく

相手のことをよく知る作業から入ってみてくださいね







音楽家のためのキャリアビジョンノート

クラシック音楽家が演奏を通して社会貢献するために必要な情報を発信しています